憧れの出産レポート、2回に分けて書いているうちの後編です。
再度病院に到着
車の中ではおしりにテニスボールをしいて、5-6回いきみを逃して、11時過ぎにようやく病院に到着しました。
陣痛の合間に車を降りて院内へ移動しましたが、2階へ行くためのエレベーターの中で立っていられず、しゃがみ込んでしまいました。
助産師さんは窓から見ていて下さったそうで、エレベーターの前で待っていてくれました。
内診して子宮口はほぼ全開の9cmになっていました!着替えて、すぐに分娩室へ移動になりました。
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陣痛室をとばして分娩室へ
GBS陽性により、抗菌薬を投与するための点滴のルートとられた後、いきみたかったら、もういきんで良いと言われました。
もう良いのー!?ってなり、我慢しなくて良い分、だいぶ楽になりました。
まぁこれが2-3時間は続くってことだよねと思いつつ、どれくらい時が経ったかなんて全然分からなくなっていました。
昼ご飯を用意して下さっていたようですが、もう食べない方が良く、夫に食べてもらうようにとのことで、病室で食べてもらっていました。
破水しそうでしてないとのことで、何回か頑張るとぶちっ、ジャバーと破水しました。
顔が暑く、汗が出るのを、夫や助産師さんがうちわで扇いでくれました。
荷物が病室へ運ばれてしまい、ペットボトルに使う用に準備していたストローキャップは部屋に持って行かれてしまっていましたが、ストローで飲み物を飲めていました。
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陣痛の波に合わせて、一度に来ている間に3回くらいいきんでいました
(助産師さんは上手上手と言ってくれていましたが、これは正しいのかはよく分かりません)。
合間は一回全ての力を抜きましょうとのことで、脱力に集中していました。
痛みの波が去る度に、力抜きましょうと毎回教えてくれて、とても優しい助産師さん達で良かった。
いきむ時には、んー、うーんってすごい言ってしまっていましたが、声は出して良いって言うので、思いっきり出しつつ、いきみました
(これも状況によっては声を出さないように頑張った方が良い場合もあるのかもしれません)。
目はどうした方が良かったのか分からないけど、ぎゅうってつぶってたと思います。
病院に着いてから陣痛室でしばらく時間があると思っていたのが急に分娩室でしたが、結構冷静で合間は普通に話す余裕がありました。
分娩台は少しずつ形を変えられていって、そうするとさらにいきみやすくなり、感動しました!
ビデオはいつ準備したら良いのか焦り出し、準備しました。
呼吸の仕方なんて分からなくなってしまうのかと思っていましたが、鼻から吸って、一旦止めてゆっくり吐くとか考える余裕もありました。
波が来ていない時に休むのは、確かに大事でした。
いよいよ生まれる!?
時間の感覚ないけど、そうこうしていると頭見えてきえると。髪の毛フサフサだって聞いて興奮!
頑張っていきむと一番痛いと聞いていた頭が挟まりました!?会陰切開されました。切る感覚は分かって、「痛いっ!」って言ったけど、まぁ頭が挟まっていることの方が痛かったです。
もういきまなくて良いと言われ、よく分からないけど、言われるままに、はっはっはっと息していたら、生まれてました!
そんな「つるん」とか「どぅるん」とか気持ち良いかはよく分かりませんでした。
へその緒が三重巻きだとか言われながら、でもすぐに泣いたのが分かったから良かったです。
ちょっと紫だったけど、よく泣いていました。
えっ、終わり?とにかく無事だったなら良かった~そんな感じで、それほど感動しませんでした;
分娩台でのイメージはトリペとの漫画やコウノドリの漫画・ドラマのイメージが役に立ちました。
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生まれた後の処置
お腹をぐるぐるされて胎盤が出ました。これも痛いと聞いていてびびっていましたが、思ったほどは痛くありませんでした。
麻酔を打たれて、会陰を縫われました。
いきむ時にうーんとたくさん言ってしまったので、声がガラガラになっていました。
足にもすごい力を入れていたので、ガタガタブルブルになっていました。
処置終わって2時間は分娩室にいる必要があるとのことで1時間後、2時間後と出血量とか確認されました。
陣痛の進みが早かったから、ちょっと出血が多いとのことで、オキシトシンの点滴を打たれました。
その後、さらに30分、30分と念のため出血量を確認され、お腹をアイスノンで冷やしてくれていました。
トイレに行くよう促され、歩くとふらつくかもと言われてゆっくりゆっくり動きました。
カンガルーケアをさせてもらえ、結構長い時間横に赤ちゃんを置いてくれ、初授乳もできました。
夫もたくさん抱っこしていました。写真もたくさん撮れました。
助産師さんも不在になって、生まれた安心感とハイになっていたのか、夫と二人でいろいろ話しました。
結局アロマはいつ使えば良かったのだろう。家にいる時だったかな。家で椅子にもたれた方が楽だったのかな
四つん這いは良い姿勢だったのかなとかいろいろ思い出されました。
いきむところもビデオとってもらえば良かったかな、ちょっと見てみたかったけど、まぁ恥ずかしいからいらないね。
陣痛が来たら親に連絡する予定が、できないままだったので、出産報告を兼ねて連絡することにしました。
何時に生まれたか合わせて書きたいと思い、聞いたて初めて13:01に出生と分かり、早っと思いました。
「おなかの中からの子育て」という本で読んでいた花が開くイメージをする予定だったのは、すっかり忘れてしまいました;
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病室へ移動
ゼリーとか飲み物たくさん持ってきたけど飲むタイミングがなく、朝から何も食べてないけど、不思議とお腹も空きませんでしたが、急にお腹が空いてきました。16時に車椅子で病室へ移動となり、おやつが食べられました。
17時頃、バイタルとりに来た。夫はしばらく喋った後、帰宅。夫が帰った後すぐに夕食が来て、もりもり食べました。
下げに行って良いのだったかとか不安になり、ナースコールするかすごく迷うけど、下げに行けました。
出産レポートまとめ
前駆陣痛で一度帰宅になりましたが、その後は驚きの速さで分娩が進みあっという間の出産になりました。
陣痛室で、いろいろなヨガのポーズをしてといったイメージとは異なりましたが、とにかく無事で良かったです。
テニスボールは病院にあるからと安心していましたが、家にもあったので本当に良かったです。
一人ひとりみんな異なるお産のひとつの体験談として誰かの参考になれば幸いです。