うつの再発予防にキリスト教的「祈り」は自分を客観的に振り返って整理できる機会

投稿者: | 2018年9月8日
Pocket

うつの時、精神疾患にかかった時に、臨床心理士さん、カウンセラーさんとのカウンセリングを勧められることがありますが、カウンセリングがなかなか自分には合わないなぁと感じる時もあると思います。
そんな時に、キリスト教的な「お祈り」が、自分を客観的に振り返るのに結構役に立つ気がしたので紹介します。

カウンセリングが合わない・難しいと感じる時

カウンセリングで助けられることももちろんありますが、人と人との関わりなので、どうしても相性はあると思います。
うつになりやすい人はもともと自分の意見をはっきり言うのは苦手だったり、相手の気持ちを考えすぎてしまったりするところがある人も多いと思います。相手はプロだと分かっていても、なかなか上手に自分のことを伝えられなければ適切なカウンセリングを受けるのは難しくなってしまいます。
あとお金を支払って受けている場合には、支払いが気にかかってしまうこともあります。
また、継続して受けるのには、予約が必要となって、約束した時間に、その場所へ赴くのが辛くなってしまうというのもありますよね。



キリスト教のお祈りを思い出してみた

日本で宗教のことを話すとどうしても新興宗教のイメージが強く、怪しいと思われてしまうのが残念ですが、海外ではほとんどの国民が何かしらの宗教を信じているのは一般的なことですよね。
私の祖母と母はキリスト教のプロテスタントのクリスチャンなので、私も子どもの頃には教会に行っていました。
私は途中で行かなくなってしまい、洗礼も受けていないので、クリスチャンではありません。
(ですので、クリスチャンの方からしたら、適切でない表現があったらすみません)。
キリスト教では神様にお祈りをします。クリスチャンでない私がお祈りをして、そんな都合の良い時だけする祈りが神様に届くのかどうかは分かりませんが、お祈りをしてはいけないということはないはずです。

お祈りする内容とは?

「Yahoo!知恵袋にお祈りしたいのですが、どのように祈ったら良いのか分かりません」という質問がありました。
一度も教会に行ったことがない方には、祈り方って分からないものかもしれませんし、そもそも祈ってみようなんて発想になることがないかもしれません。
知恵袋の回答とは少し違いますが、私が習ったのでは、その日1日を振り返って、5つの内容を順番に祈るのだったと記憶しています。
お祈りの順番:①讃美→②感謝→③懺悔→④願い→⑤忠誠

①讃美 神様のことをほめたたえます。「神様はいつも素晴らしいです。」
②感謝 神様に感謝することをたくさん思い出して感謝します。「今日も家族が元気に過ごせるよう守って頂き、ありがとうございます。」
③懺悔 自分の過ちを認め、謝罪します。「上司に憎しみの心を持ってしまい、すみませんでした。」
④願い お願いしたいことを伝えます。「うつが治ってまた楽しめる日々が来るようにしてほしいです。」
⑤忠誠 神様に忠誠を誓います。「もし私が今あなたに願ったことがすぐに達成されなくとも、わたしは神様を信じ続けます。」などらしいです。

お祈りの注意点

感謝や懺悔はたくさんして、願いは欲張らずに1つに絞りましょうと言われていた気がします。
ただし、うつの人は懺悔ばかりになりやすいそうなので、自分を責めすぎてしまわないように祈るのが大切です。

お祈りの利点

神様には、そもそも全てご存知と思って祈ると、自分が話さなければ伝わらないカウンセラーさんとは違って、とても気が楽です。
順番通りに祈ると、感謝すべきこともたくさんあるんだ、自分は恵まれている部分も何かしらはあるんだと思えるので、元気が出てきます。
お祈りするタイミングとしては寝る前に布団の中で1日を振り返ってするのが良いと思われます。目をつぶってお祈りに集中している間に、リラックスして眠れるかもしれません。

まとめ

セルフカウンセリングのひとつとしてお祈りを活用できそうだというのを書いてみました。まだやってみたことがない方は今晩お布団に入ったら神様とお話してみてはいかがでしょうか。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください