うつ病の時に陥りやすい思考の偏り・考え方の癖 5選

投稿者: | 2018年9月1日
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うつ病になると前向きに考えるのが難しくなり、どうしても悲観的、否定的になってしまいます。認知の歪みがあると言われたりしますよね。脳でセロトニンが出にくくなっていたりすることで、病気がそうさせているので、本人の意思で考え方を変えるのは、なかなか難しいのですが、誰か信頼できる周りの人やカウンセラーさんに冷静に教えてもらうと良いかもしれません。


”全て”がだめということはない

「なにもかも」「すべて」ということは、ありません。何かしらはだめではない点もあるはずです。

”何も”できなくなってしまったわけではない

できなくなってしまったことに考えが行きがちですが、できていることもたくさんあります。
これを読んでいるのだとしたら、呼吸はできています。目は見えています。インターネットを使えています。日本語を理解しています。

“全員”から嫌われていると思われているということはない

全員が同じように思っていることはそうそうありません。違う考えを持っている人も中にはいるはずです。

”絶対に”こうしなきゃいけないということはない

こうした方が良い、こうすべき、こうできたら、というのはあると思いますが、絶対ということはひとつもないはずです。何事も違う立場、違う角度からみたら別の方法もあるはずです。

取返しのつかないことなんてない

人生順調に行っていた人からしたら一度の失敗でも「取返しのつかないことをしてしまった」と思うかもしれません。
「完全に元に戻す」、「時間を戻す」ことはできませんが、ほとんどの人が何かしらは失敗をしています。
破産してもやり直している人はたくさんいます。もしそれが犯罪を犯してしまったというようなことだったとしても、悔い改めて人生をやり直している人もたくさんいるはずです。

死んだ方がマシなんてことはない

ついつい死んだら楽になれるのではないかとか、申し訳なさすぎて死んでお詫びしたいといった考えになりやすいですが、死んだら何もなくなってしまいます。

認知行動療法の本は自身で考え方を見直す視点を提案してくれます。一番体調が悪い時には文字を読むこと自体も辛いので難しいですが、状態が安定して再発を防ぐ段階に来たら、本を購入して読んでみるのも役に立つと思います。

他の人に対しては、そんなわけないでしょwって簡単につっこめるけど、自分の考え方の癖を修正するのってとても難しいです。



他にもオススメの本を紹介してみました。
http://okanesuki.online/2018/03/11/book-2/

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