うつ病になると前向きに考えるのが難しくなり、どうしても悲観的、否定的になってしまいます。認知の歪みがあると言われたりしますよね。脳でセロトニンが出にくくなっていたりすることで、病気がそうさせているので、本人の意思で考え方を変えるのは、なかなか難しいのですが、誰か信頼できる周りの人やカウンセラーさんに冷静に教えてもらうと良いかもしれません。
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”全て”がだめということはない
「なにもかも」「すべて」ということは、ありません。何かしらはだめではない点もあるはずです。
うあー。なんか、うん、
ぼくって人に好かれるような性格してないよね何もかも上手く出来ないしいい所なんてないし
みんながぼくから離れてくのも時間の問題ってゆーか
なんかぼくなんかが絡むの可哀想— 李 苑 🐼 (@Rio_n___yami) 2018年8月31日
”何も”できなくなってしまったわけではない
できなくなってしまったことに考えが行きがちですが、できていることもたくさんあります。
これを読んでいるのだとしたら、呼吸はできています。目は見えています。インターネットを使えています。日本語を理解しています。
“全員”から嫌われていると思われているということはない
全員が同じように思っていることはそうそうありません。違う考えを持っている人も中にはいるはずです。
月イチ前になるといつも以上に私は皆に嫌われている症候群(何気ない一言が失せろとかウザイとか遠回しに言われてる気になる)が出るんだけれど、言うほど人は自分に興味なんか無いし好きでも嫌いでもないから安心しろよって話。
— 朝月彰 (@ASAKUN212) 2018年8月31日
”絶対に”こうしなきゃいけないということはない
こうした方が良い、こうすべき、こうできたら、というのはあると思いますが、絶対ということはひとつもないはずです。何事も違う立場、違う角度からみたら別の方法もあるはずです。
絶対に学校に通う必要はない。
絶対に正社員になる必要はない。
絶対に結婚する必要はない。周りに害を与えず
自分が幸せだと思える事に
没頭し続けて
笑える人生であれば
それでいいじゃないですか。世間の常識にとらわれていたら
何も悪いことしていないのに
苦しむだけですよ。無理しないで。
— Takuya Hasegawa (@ASD_tweetroom) 2018年8月31日
取返しのつかないことなんてない
人生順調に行っていた人からしたら一度の失敗でも「取返しのつかないことをしてしまった」と思うかもしれません。
「完全に元に戻す」、「時間を戻す」ことはできませんが、ほとんどの人が何かしらは失敗をしています。
破産してもやり直している人はたくさんいます。もしそれが犯罪を犯してしまったというようなことだったとしても、悔い改めて人生をやり直している人もたくさんいるはずです。
死んだ方がマシなんてことはない
ついつい死んだら楽になれるのではないかとか、申し訳なさすぎて死んでお詫びしたいといった考えになりやすいですが、死んだら何もなくなってしまいます。
なんか、死んだ方がマシだって思った。
学校が怖いから。
それだけで死ぬとか情けないでしょ、?
けど、僕にとってそれがとてつもなく嫌で怖い。
もういっそ死んだ方がマシだって思った。
学校怖い。
視線に耐えられる気しないし。
行かせようとする行為が怖くて嫌い。
ごめんなさい。死にたい。— 藍葉 病み垢 (@Aiha_yamiaka) 2018年8月25日
認知行動療法の本は自身で考え方を見直す視点を提案してくれます。一番体調が悪い時には文字を読むこと自体も辛いので難しいですが、状態が安定して再発を防ぐ段階に来たら、本を購入して読んでみるのも役に立つと思います。
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他の人に対しては、そんなわけないでしょwって簡単につっこめるけど、自分の考え方の癖を修正するのってとても難しいです。
他にもオススメの本を紹介してみました。
http://okanesuki.online/2018/03/11/book-2/